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編集長のつぶやき


2011年04月号 東日本大震災

 はじめに、東日本大震災の被災者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 テレビを見ても、新聞を見ても、涙が溢れてくる日々が続きます。何かお役に立てないだろうか?しかし1人の人間の力…自分はなんと微力なのだろう。何ひとつできない自分の弱さをつくづく思い知らされたと同時に、人は助け合い・協力・思いやりの中で生きているのだと確信しました。
 レッツでは、「心」「あたたかい心」を被災地の子ども達に届けたいという意思で、今月号は取材させていただいたチームのみんなからメッセージを預かり、掲載しています。そして今後、具体的にどの様な支援の仕方をしていくのか考えていきたいと思っています。
 賛否両論はあると思います。パフォーマンスと言われるかもしれません。しかし「なぜテレビや新聞を見て涙が出たのか」根底を探れば、答えは出ました。
 私は、私にしか出来ない役割があると信じて行動しなければならない。
 先日の「東日本大震災チャリティーマッチ日本代表対Jリーグ選抜」でカズがゴールを決めた時、彼はカズダンスを敢行しました。
 彼は「やっていいのか迷った。でも明るく、盛り上がって欲しかったから。」とコメントしました。私はとてもすばらしいパフォーマンスだと感じました。心底サッカーを通じて、「元気で行こう!」というメッセージを、魂を感じました。そして、真剣だから感動するのだと教えられました。
 被災地の子ども達の中には、両親をなくした子もたくさんいると聞きます。最悪な絶望感の中ですが、少しでも元気と勇気を出してほしいと願い、メッセージを一刻も早くを届けたいと思います。
 そして私自身、今当たり前の環境がどれだけ、どれだけ、ありがたい事なのかをこの震災で改めて学びました。当たり前の生活に感謝の気持ちを持って、地域にそして日本に少しでも恩返しする気持ちでいたいと思います。
 また、近い将来には東海地震があるといわれています。いざという時にどう対応していくのか、何を準備しておけばいいのか、子ども達にはどのように事前指示をするのか。
 課題も山ほどたくさんあります。これらを家族単位・地域単位・またスポーツクラブ単位で真剣に話し合い、「もしも」の時に最悪の状態が回避できるようにしていきたい。
 今やっておかなければならない事は、協力できる体制と気持ちを、普段の生活とスポーツを通じて子ども達に伝えていくという事が我々大人の、親の仕事だと思っています。
 
 「命を守るためのチームワークを育てよう」

                                                編集長 中村和久


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